50代女性
<症状>
両膝の痛み。ずっと痛い。
動き始め、歩く時、立っている時、前かがみ、階段上り下りで痛みあり
<経緯>
1年半前、歩いていて、ひねってもいないのに、突然左足に激痛。
その後、何軒か病院を回った。
MRIでは前十字と半月板に少し傷があるが、スポーツ選手ではないし、痛み止めの注射とヒアルロン酸を入れましょう、ということで、やったが効かず。
3軒目の病院で脂肪体の炎症が原因ということがわかる。
整形外科のリハビリで軽くはなったが、骨粗しょう症が危ないレベルと言われた。
1年半注射をしてちょうど終わったばかり。
危機のレベルからは脱したが、薬も効かないので、今後違う注射になるかもしれない、とのこと。
家でもリハビリをやって、痛みは減った。
しかし、通勤中に転倒し、両足を打撲。レントゲンは異常なし。
リハビリを続けましょう!と言われたが、整形外科のリハビリは10分なので、その時はよいが、根本的な改善にはならず。
今は、じっとしているのがきつく、痛いけれど歩いている。
病院では、歩いている分のケアが追いついていないと言われた。10年後、自分の足で歩いているか分からないと言われ、
重々分かっているが、1週間に1回のマッサージではよくならず、自分でやると手が腱鞘炎のようになり、難しい。
痛くなるまで仕事で10年間ピンヒールだったので、はじめてスニーカーを履き、筋肉痛になった。今後はスニーカーになるのかと思うと受け入れるのがつらい。
立ち仕事をしながらの治療に焦りがでてくる中、仕事は続けたいので、本格的に治さないといけない。と決意したときに、たまたま当院をネットで見つけた。
<所見>
・各種検査をした結果、動作時に、痛い膝周りばかり使ってしまっている。
・力が入っているので、全身がかたい。
・体の感覚も鈍くなっている
<方針>
・まずは、痛みを感じる回数を減らす。階段昇降など、日常生活でもあえて痛みを感じる動作はしないように注意。
・早期改善を望まれているので、ご自分でもできるマッサージを指導
・全体がかたいので、体のこり、無駄な筋肉をほぐしてとる。
根深いこりもあるが、刺激の強弱には留意しながらほぐしていく。
・使うべき筋肉を使えるようになったら、体幹トレーニングを開始
<施術>
ー初回ー
・体の裏側のコリをほぐす
・改善を早めるため、日常の注意事項と、ご自分でもできるマッサージをお伝え。
ー1週間後2回目のご来院時ー
改めて、動作の検査、ヒアリングも行い、お体の状態をチェックします。
たまっていた水が減り、硬くなっていた箇所も少し柔らかくなっていました。
お尻の痛みは増したように感じられていたので、宿題のマッサージの強さを弱めて、時間も短くするようにお伝えしました。
この方はもともとは敏感な方なので、刺激の調整は通常よりも繊細を要します。
このように、当院ではお一人お一人の体の状態を丁寧にみていきます。
お体に合わせて、施術内容も刺激の強さも異なります。
長くお悩みの方は、よくなるまでも長くかかります。
しかし、この方のように、ご自分でもできることを積極的に取り組み、日常でもマイナスのことを減らしていくと、確実に体はよい方向へと進んでいきます!
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膝の痛みは改善が難しい関節です。
それには理由があり、膝痛の原因は膝以外にあることが多いです。
この方の場合も膝周辺の施術はしていません。
当院は、
『膝の負担を減らすことで膝の痛みを減らす』
という考えです。
どういうことかと言いますと
膝痛は膝ばかりに負担がかかりすぎている状態
↓
他の関節に平等に負担をかけることで
膝の負担を減らす
↓
膝痛軽減
という考えです。
これが、結果的に体全体を使うということになり、
よい使い方になります。
医療機関や他の治療院で良くならないな~
とお悩みの方、
これまで鍼治療であまり効果を感じなかった方でも、
当院では効果を感じる!というお声もよく頂きます!
ぜひ【ファミリーケア三鷹はり・きゅう・整体院】に
ご連絡ください。
投稿者プロフィール
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鍼灸師・柔道整復師2つの国家資格所持。
治療業界20年のキャリアで1万人以上の健康をサポート。整形外科分野、難病や脳血管障害、リウマチなど様々な分野もリハビリステーション等で経験。
開業後は、膝の痛み専門治療院として、半月板損傷で手術を宣告された方を200人以上手術なしで改善。以後、膝以外の痛みの改善にも力を注ぐ。
柔道・新体操・バドミントン・ダンスなどの種目で高校生・大学生・クラブチームに「怪我をしない体の使い方・考え方」を主に指導。
私自身も数多くの怪我や病気により中学生時にドクターストップになりサッカーを断念。
現在、体でお悩みの方が好きなことを断念せず、いきいきとした人生を送れるよう、私の経験と技術であなたをサポートできることができれば幸いです。
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