オリンピックで活躍されたスポーツクライミングの安楽宙斗選手を応援されていた方も多いでしょう。

下記のインタビュー記事(引用)には、当院でもよくお話している体の使い方のポイントが、ぎゅっと詰まっていますので、ご紹介します。
引用1
なぜ、ここまで急成長遂げたのか。最大の要因は、安楽選手ならではの登り方にありました。

安楽選手:「よくいうのは脱力登り!

松岡修造さん:「脱力登り!」

安楽選手:「力をそこまで使わない登りが特徴です」力を使わない”脱力登り” 一体、どういうことなんでしょう?

田中コーチ:「(普通は)指先にぐって力を入れようとすると、指以外にも力が入る。他の選手は指先に力が入ると、腕全体に力が入る。でも、彼の場合は、指先にぐっと力を入れても、腕全体が脱力できる。」

指先以外が脱力できたら、どんな違いが生まれるのか。

まずは、別の選手の登り方を見ていきます。
左にあるホールドを掴むため、両腕の力で体を引き寄せますが、腕に負担がかかりすぎたため、耐え切れず落下してしまいました。
 
一方、同じ場面の安楽選手はというと、片手を軽々外して、難なくクリア。

余力のある登りには、こんな理由がありました。

田中コーチ:「次のホールドに力を入れるとき、肩、胸、股関節などを上手く使い、体を振る。そうすると円運動がおこって、上方向にも力がでますよね。最小限の力で次のホールドにアプローチしている」

松岡さん:「じゃあ、重心を上手く振ることによって、自然に上に上がっていく力を生んだってことですね」

田中コーチ:「そうです。こどもたちはそういう動きをする

引用元:報道ステーション 2023.11.23 https://news.tv-asahi.co.jp/news_sports/articles/900000838.html?page4

引用2
安楽選手は重心の置きどころがうまい印象があり、それによってW杯でも多くの課題を攻略していたように感じています。

安楽選手:「力系の課題が少ない予選や、技術を駆使しないと登りにくいような課題では重心を落として楽に登るスタイルが生きました。
引用元:2023年7月『JMSCA magazine 009』https://www.climbers-web.jp/feature/article-155/ 
 
「脱力」「最小限の力で」というワードが出てきていますが、これは当院でもよくお話していることです。

なぜ「脱力」が大事なのか?

この答えも安楽選手や野口選手が、NHK番組内で下記のように答えています。

安楽選手:
「自然体でいつも通りゆるくやれば一番力が出る
「つらくても呼吸をとめない

そして、それを可能にするのは、体の位置も一つのポイントになります!

野口啓代 東京銅メダリスト:
「クライミングって、ホールドとホールドがあって、ホールドに対してどの位置に自分がいれば一番力を使わずに無駄な力みとか、消耗しないかが大事なんですけれど、安楽選手は、一番力を使わないぴったりのポジションに最初から入るのがうまいですね。」

無駄な力、力みがあるとなぜ悪いのか?
・すでに無駄な力を使っていると、最大限の力を発揮できず、パフォーマンスが落ちる
・体が固まる
・正しい体の使い方ではないので、体をい痛めます。

よって、当院では、常々下記のことをお伝えしています。

体を痛めない秘訣

1.呼吸をとめない
2.日常の動作のポジショニングが超大事!
例:ものを取るとき、かがむとき
3.余力を残す。休憩はこまめに!
4.やりすぎない。何事もほどほどに!

下記を目標に施術、指導しています。

●使うべき筋肉を使えるようになる
●体幹を使えるようになる
●必要以上の力を使わずに最小限の力で
●正しい体の使い方を習得する

安楽選手は、他の選手が落ちてしまうような所でも、脱手の位置を微妙に調整、体のポジションを移動させている微妙に調整、体のポジションを移動させているといいます。 
これは日常の動作でも、スポーツでも大事なことです!

当院では、お一人お一人拝見しながら、日常の動作、スポーツのフォーム、お仕事上で必要な動きなどもアドバイスさせて頂いております!

皆様の喜びの声から

・歩けなくなるんじゃないか?と不安でしたが、不安なく歩けるようになり嬉しいです!

・仕事や家事で疲れづらくなり、運動や趣味をする余裕が出てきました!

・自分の体が不安で子供と楽しく遊べなかったけど、体がよくなり楽しく遊べます!

・力が抜けて良くなってきたね!とコーチにほめられました!

・運動のパフォーマンスが上がり思うような動きが出来るようになりました!

・体がよくなると気分もよくなり毎日やる気が出てきました!

・・・などなど

当院では

コミュニケーションを通じて個別に対応し

あなたにとって最適な施術を導き出すことで

徐々に全身の健康を改善していくことを積極的に追求しています!

神経アプローチと東洋医学、そしてインナーマッスルのトリプル(3つの)アプローチを
ユニークに組み合わせた、他に類を見ない治療院です!

人生100年時代 自分の足で歩けるために体と向き合いましょう!

投稿者プロフィール

ブログ管理人
ブログ管理人
鍼灸師・柔道整復師2つの国家資格所持。
治療業界20年のキャリアで1万人以上の健康をサポート。整形外科分野、難病や脳血管障害、リウマチなど様々な分野もリハビリステーション等で経験。

開業後は、膝の痛み専門治療院として、半月板損傷で手術を宣告された方を200人以上手術なしで改善。以後、膝以外の痛みの改善にも力を注ぐ。

柔道・新体操・バドミントン・ダンスなどの種目で高校生・大学生・クラブチームに「怪我をしない体の使い方・考え方」を主に指導。


私自身も数多くの怪我や病気により中学生時にドクターストップになりサッカーを断念。

現在、体でお悩みの方が好きなことを断念せず、いきいきとした人生を送れるよう、私の経験と技術であなたをサポートできることができれば幸いです。