50代女性
◆症状
1年半位前から、両膝下がだるい、横になっていてもだるい。だるすぎて疲れて歩けない。ほぐすと楽になるが、太いはりを刺したい感じ。しびれは毎日ある。
◆経緯
若い時に筋肉疲労で、電気をあてていたことがあり、その時の痛みに似ているので整形外科に行ったが、膝には異常なし。もう一件整形外科に行き腰に原因があるのでは?と言われMRIを撮ったが、腰も問題なし。
歩きづらさがあったのでリウマチ検査もしたが陰性。更年期も関係なしと言われた。
末梢神経の問題かと思い、循環器内科でも検査をしたが、そこまで問題はないとのこと。
原因は分からないが、症状がひどいので、検索されて当院に来院されました。
日常では、家事も買い物もつらく、
筋力不足か?と考え
1日1時間位ウォーキングをしている。
歩くと下肢のだるさは増す。
◆施術
マッサージや整体は経験済ですが、鍼は初めてのため、初回は最小限の刺激で反応が強く出過ぎないように調整しました。
全身疲労と硬いこりが各所にみられたので、まずは体をゆるめ、筋肉をほぐしていくことから始めます。
◆アドバイス
・ご自覚はないですが、特に足の冷えが強かったので、足首がかくれる靴下をおすすめしました。
・全身に疲労やコリがみられることから、1時間のウォーキングは悪化させる可能性があるので、減らして様子をみる。
・早期改善のため、ご自分でできるマッサージや、日常の注意事項もお伝えしました。
◆初回施術後
施術翌日は、「だるさと痺れはありますがが、膝の痛みはなくなりました!」とのこと。よかったです。
引き続き、刺激を調整しながら施術をしていきます。
この方は、初回から変化がありましたが、初回から効果を感じていただけるかはお体の状態などによります。
【改善が早い方の特徴】は主に下記です
□痛める動作をしない
そんなの当たり前だよ、と思われるかもしれませんが、当院に来られる方で下記のような方は大変多いです。
×筋肉が落ちるのが怖くて、あえて筋トレをする。
×鍛えた方が早く良くなると思って、足が痛いのに階段を使う。
×痛いかどうか確かめるために何度も痛い動作をする
日常でわざわざ痛みを感じる回数を増やしていると、施術してもいたちごっこになります。
痛みを感じる回数は、なるべく減らすことが、まず第一です!
□既往歴が少ない
家や車と同様、故障、補修は少ない方がなおりやすいです。
□体の感覚がよい
体の感覚がよいと、なぜ良いのか?
・鍼やマッサージの刺激も感じとりやすい
・体が発している痛みや不調に気づくのが早いです
・動作時に、使うべき筋肉を使っている
・動作時に、適度な力を使っている
体の感覚が鈍いとなぜ治りにくいのか?
・鍼やマッサージの刺激を感じ取りにくい
・体が発している痛みや不調を感じるのが遅く、ひどくなってからでないと気がつかない。無理を重ね、余計ひどい状態になっていきます。
・使うべき筋肉を使えない、どこを使っているか分からないので使いやすい末端部分や、既に痛みがある所を使いがち
・動作時に、必要以上の力を使ってしまい、痛めやすい
よって、当院では、感覚のバランスを整えることは重要と捉え、治療の一環として行っています。
□筋肉の質がよい
固まっていないので、鍼やマッサージの刺激が入っていきやすいです。
□素直
これまで取り組まれてきたこと、習慣など色々おありだと思います。
それで体を壊していなければ、大丈夫でしょう。
しかし、不調がある方は、何かを変えた方がよいかもしれません。
今までやってきたことと真逆のようなことを言われても、なかなか受け入れられないと思いますが、物は試しで、やってみてください。
素直に受け入れて実践して下さる方は、理解も早いですし、改善もスムーズな傾向があります。
思考が固まっているということは、体も往々にして固まっています。
考え方を変えて、それを実行するのは更に難しいことですよね。
皆様の体が楽になることが一番ですので、当院では色々なアドバイスをしております。
どんどん吸収していってください!
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当院は劇的に良くなる治療院というよりは
《コミュニケーションとりながら》
《丁寧に施術し》
《徐々にしっかり良くなる》
治療院です
医療機関や他の治療院で良くならないな~
とお悩みの方、
これまで鍼治療であまり効果を感じなかった方でも、
当院では効果を感じる!というお声もよく頂きます!
ぜひ【ファミリーケア三鷹はり・きゅう・整体院】に
ご連絡ください。
投稿者プロフィール

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鍼灸師・柔道整復師2つの国家資格所持。
治療業界20年のキャリアで1万人以上の健康をサポート。整形外科分野、難病や脳血管障害、リウマチなど様々な分野もリハビリステーション等で経験。
開業後は、膝の痛み専門治療院として、半月板損傷で手術を宣告された方を200人以上手術なしで改善。以後、膝以外の痛みの改善にも力を注ぐ。
柔道・新体操・バドミントン・ダンスなどの種目で高校生・大学生・クラブチームに「怪我をしない体の使い方・考え方」を主に指導。
私自身も数多くの怪我や病気により中学生時にドクターストップになりサッカーを断念。
現在、体でお悩みの方が好きなことを断念せず、いきいきとした人生を送れるよう、私の経験と技術であなたをサポートできることができれば幸いです。
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