42歳 男性
<目標>
バスケットボールを全力でプレーする
<お悩み>
1年前からの両膝(主に左)の痛み
・満足のいく運動ができない
・日常の痛みは波があり、痛みの場所は日によって変わる
<経緯>
20代半ばから、長く走ると膝が痛い時があった。
膝が痛くなってから、
負荷をかけるトレーニングをやったが、
よくならなかった。
病院ではMRIをとり、半月板損傷と診断。
特に何をしろとかは言われなかった。
<これまでやってきたこと>
・ヒアルロン酸注射
・痛み止め
・電気治療
・マッサージ
整骨院では、筋肉をつけろと言われたが、
筋肉をつけたら、どんどん悪くなった。
他にも病院など行ったが、
あまり変わらないので色々調べ、
当院をみつけた。
<方針>
この方の場合は、
下半身の感覚がだいぶ鈍い状態。
この状態でトレーニングやストレッチはおすすめしません。
まずは、ほぐすことです。
どのくらいテンションがかかっているかを感じれず、必要以上に負荷を与える可能性があるからです。
日常でも、痛みを覚える動作や、力む動作はしないこと!
痛みや力みは、余計な緊張を生み、体を硬くします。
初回の施術では、
動きによる痛みが軽減しましたので、
日常での注意点などをお伝えしました。
また、この方は鍼は初めてですので、
・1番細い鍼から
・鍼をさす深さも、コリの浅い部分から
始めます。
なぜかと言いますと、
鍼が初めての方は
どのぐらいの刺激量が
その方のお体に合ってるか
予想がつきません!
※鍼もマッサージもお体にとっては刺激です
早く改善したいという考えはもちろんあります!
しかし、お一人お一人の刺激に対するお体の感受性は全く違います。
よって、適切な刺激量は人それぞれ。
それが分からずに、初回からいきなり強い刺激は与えられません。
過去に鍼が初めての方で、患者様から
「これで終わり?もっと刺激してくれ!
やった気がしない!」と言われ
刺激量を上げて、
逆に悪化したということを
何度も経験しております。
鍼が、太ければ、強ければ、多ければ、早くよくなるのか?
残念ながらそうではありません。
その方にとって、適切な刺激で適切な所にうつことが大事です!
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膝の痛みについて
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膝の痛みは改善が難しい関節です。
それには理由があり、膝痛の原因は膝以外にあることが多いです。
この方の場合も膝周辺の施術はしていません。
当院は、
『膝の負担を減らすことで膝の痛みを減らす』
という考えです。
どういうことかと言いますと
膝痛は膝ばかりに負担がかかりすぎている状態
↓
他の関節に平等に負担をかけることで
膝の負担を減らす
↓
膝痛軽減
という考えです。
これが、結果的に体全体を使うということになり、
よい使い方になります。
医療機関や他の治療院で良くならないな~
とお悩みの方、
これまで鍼治療であまり効果を感じなかった方でも、
当院では効果を感じる!というお声もよく頂きます!
ぜひ【ファミリーケア三鷹はり・きゅう・整体院】に
ご連絡ください。
投稿者プロフィール
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鍼灸師・柔道整復師2つの国家資格所持。
治療業界20年のキャリアで1万人以上の健康をサポート。整形外科分野、難病や脳血管障害、リウマチなど様々な分野もリハビリステーション等で経験。
開業後は、膝の痛み専門治療院として、半月板損傷で手術を宣告された方を200人以上手術なしで改善。以後、膝以外の痛みの改善にも力を注ぐ。
柔道・新体操・バドミントン・ダンスなどの種目で高校生・大学生・クラブチームに「怪我をしない体の使い方・考え方」を主に指導。
私自身も数多くの怪我や病気により中学生時にドクターストップになりサッカーを断念。
現在、体でお悩みの方が好きなことを断念せず、いきいきとした人生を送れるよう、私の経験と技術であなたをサポートできることができれば幸いです。
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