50代女性
<主なお悩み>
両膝の痛み
階段の上り下り、痛くてできない。
整形外科では、手術と言われたが、
手術はできるだけ回避したい。
<これまでやってきたこと>
・整形外科
足底板もすすめられて使ったが、痛くて使えない。
筋肉が衰えるから、もっと早く歩けと言われた。
・はり、整体
どこも一時的にしかよくならなかった。
少しでもよくなりたい、との思いで、ご来院。
<目標>
・階段の上り下り
・長距離を歩くこと
<所見>
右膝は、お皿も動きにくく、膝周りの腫れもあり。
背中や太ももなど、体の裏側は、ほぼ硬くなっている状態。
杖も両腕でついているせいか、腕も硬い。
鍼、4年前に経験あり。
マッサージのもみ返しは、これまで無し。
鍼やマッサーがはじめての方はもちろん、
経験のある方でも、
当院では、いきなり強度の刺激を与えるようなことはしません。
初回は様子をみながらです。
初回に行う鍼やマッサージは、検査の一部とお考えください。
初回では、刺激(鍼やマッサージ)に対するお体の反応をみることが重要なため
検査目的の施術になります!
この方は、膝だけでなく、肩や足指のお悩みもありました。
肩は、整体で無理に動かされて悪化したそうです。
今痛い所だけでなく、全身の状況を考え、施術をします。
⇓
翌日は、立ち仕事でガクンとなる痛みがなかった、とのこと!
しかし、よくなっても、はじめの内はまた戻ります。
最初の内は、通院間隔をあまり開けない方が
痛みのない状態が定着しやすいです。
なぜ、よくなっても、戻るのか?
・座り方
・歩き方
・自分に合わないトレーニングなど
日常生活で体に悪いことばかりしているからです。
よい状態に調整しても、体は前の状態に戻りたがります。
・使っていなかった筋肉に刺激を与え
・使い過ぎのの筋肉をほぐし、使っていくことで、
本来の使い方やよい状態を覚えていきます。
すぐに変化が出ない方は、
・今まで施術を受けていない
・過去にケガ、病気が多い
例えると
築30年以上の家を何もメンテナンスしていない状態と同じです。
施術をつづけていくと変化が現れますよ!
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当院では、鍼やマッサージの仕方も、お一人お一人変えています!初回は、その為の前段階ですが、これがとっても重要です。お体をよくしていくには、お体を知ることからですので、
ご理解ご協力お願いいたします。
投稿者プロフィール
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鍼灸師・柔道整復師2つの国家資格所持。
治療業界20年のキャリアで1万人以上の健康をサポート。整形外科分野、難病や脳血管障害、リウマチなど様々な分野もリハビリステーション等で経験。
開業後は、膝の痛み専門治療院として、半月板損傷で手術を宣告された方を200人以上手術なしで改善。以後、膝以外の痛みの改善にも力を注ぐ。
柔道・新体操・バドミントン・ダンスなどの種目で高校生・大学生・クラブチームに「怪我をしない体の使い方・考え方」を主に指導。
私自身も数多くの怪我や病気により中学生時にドクターストップになりサッカーを断念。
現在、体でお悩みの方が好きなことを断念せず、いきいきとした人生を送れるよう、私の経験と技術であなたをサポートできることができれば幸いです。
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